【比較】米国株取引にはどの証券会社が向いているのか?

株式投資 証券会社情報
2022年に入ってNYダウ・NASDAQ・S&P500といった米国を代表する指数が米金利上昇、
ウクライナ情勢、バランスシート縮小の可能性を受けて、調整局面を迎えています。
それでも、日本株は政治リスク等の影響もあり、日本人の中でも米国株投資に関心を持つ人が増えています。
参考になればと思い、どの証券会社で米国株投資を実践するのが良いか調べました。

主な米国株式取り扱いのある証券会社

証券会社 取引手数料(税込) 為替手数料
(1ドルあたり)
米国取扱銘柄数 注文方法
マネックス証券 約定代金の0.495%
最大22米ドル
買付時(円→ドル):無料
売却時:25銭
個別株4,508銘柄
ETF345本
指値
成行
逆指値
トレールストップ
ツイン指値
SBI証券 約定代金の0.495%
最大22米ドル
25銭
4銭(住信SBI併用時)
個別株4,515銘柄
ETF327本
指値
成行
逆指値
DMM証券 無料 25銭 個別株1,267銘柄
ETF113本
指値
成行
逆指値
楽天証券 約定代金の0.495%
最大22米ドル
25銭 個別株4,465銘柄
ETF364本
指値
成行
逆指値
PayPay証券 基準価格の0.5%~0.7% 25銭 個別株147銘柄
ETF25本
成行
auカブコム証券 約定代金の0.495%
最大22米ドル
20銭 個別株200銘柄
ETF162本
指値
成行
逆指値
トレールストップ
松井証券 約定代金の0.495%
最大22米ドル
25銭 400 指値
成行
新たに参入したauカブコム証券と松井証券は、サービス開始直後(直前)のため、情報が少なめです

①マネックス証券

・米国株の取扱銘柄数は4,500銘柄超。ほかの証券会社ではあまり取り扱いをしていない上場したばかりの銘柄も取引可能

・特徴的な注文方法

株価の上昇幅、または下落幅に合わせて、逆指値注文のトリガーとなる価格をリアルタイムで自動修正する「トレールストップ注文」や、利益確保のための指値注文と損切りのための逆指値注文を同時に出せる「ツイン注文」など、ほかの証券会社には無い注文方法が魅力

・買い付け時の為替手数料は無料(期間限定)

配当金再投資サービスが利用可能

②SBI証券

・米国株の取扱銘柄数は4,500銘柄超。大型銘柄からIPO銘柄、中小型銘柄など豊富なバリエーション

住信SBIネット銀行を利用していれば、外貨入出金サービスを利用することで為替手数料を4銭/1ドルに(定期ドル積立の場合、2銭/1ドル)

米国株式・ETF定期買付サービスが利用可能

③DMM株

・米国株の取引手数料が無料

ただし、為替手数料 1ドルあたり 25銭、配当金受取時の為替スプレッド発生

・保有している米国株を信用取引の担保として使うことが可能

長期保有のために持っている米国株を短期投資に活用することもできるなど利便性に優れています

④楽天証券

・ETF取扱銘柄数が主要ネット証券の中で最も多い

・「iSPEED」銘柄情報から注文まで必要な操作は網羅されており、シンプルで直感的な操作が可能

⑤PayPay証券

1株単位でなく1,000円から米国株投資が始められる

米国株でも金額単位で買えるため、ドルコスト平均法が使えます

・米国株の取扱銘柄数が147銘柄と少ない

・成行注文しかない

⑥auカブコム証券

・為替手数料が他のネット証券より少し安い(20銭/1ドル)

・特殊な注文方法

 逆指値、トレーリングストップに加え、買い注文と同時に売り注文の予約を行う注文Uターン注文と特殊な発注方法が利用可能

配当金も円建てで受け取り可能

⑦松井証券

無料でリアルタイム株価を配信するサービスを利用可能

・特殊な注文方法

新規注文の発注時に、あらかじめ元注文の約定後に行う反対売買(「益出し」のみ)を予約可能

日本時間の真夜中に相場が動く米国株でも、タイミングを逃さず利益確定ができます。

 

利用しやすいサービスは見つかったでしょうか?

新規参入の2つは既存の会社にない取引方法で選択肢の幅を広げてくれました。

これから米国株を始める方、新たに証券口座を増やしたい方のご参考になれば幸いです

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