この度、SBIアセットマネジメントより『日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)』が登場いたしました。
*本ページはプロモーションが含まれています。
<プレスリリース>
国内株式ファンドで最安コストの「日本株式ファンド」
『SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)』
(愛称:SBI日本シリーズ – 日本高配当株式(分配))募集・設定のお知らせhttps://t.co/iZgT27Ay5V— SBIグローバルアセットマネジメント株式会社 (@SBI_Global_AM) November 17, 2023
【SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)】の基本概要
本ファンドの基本情報は、以下のとおりです。
| 基本情報 | |
|---|---|
| ファンド名 | SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型) | 
| 購入時手数料 | なし(ノーロード) | 
| 信託報酬 |  0.099%(税込) | 
| 信託財産留保額 | なし | 
| ベンチマーク | なし | 
| 為替ヘッジ | なし | 
| 設定日 | 2023年12月12日 | 
| 決算 | 年4回(1月、4月、7月、10月) | 
| 運用会社 | SBIアセットマネジメント | 
| 販売会社 | SBI証券 | 
特に目を引くのは信託報酬。年率0.099%とアクティブ運用ながらインデックスファンド並みです。100万円投資した場合の年間コストは僅か990円です。
同じような日本の高配当株に投資するファンドと比較しても、信託報酬が大幅に下がっています。
・日興ジャパン高配当株式ジャパン:年率1.188%(税込)
・日経平均高配当利回り株ファンド:年率0.693%(税込)
配当利回りの高い銘柄に投資
投資対象は、配当利回りの高い銘柄です。
公式サイトには以下のように記載されていました。
主として日本の株式に実質的に投資するファンドで、株式への投資にあたっては配当利回りに着目し、高水準のインカムゲインと中長期的な値上がり益の獲得によるトータル・リターンの追求を目指して運用を行い、毎年1月、4月、7月、10月の年4回の決算時に分配金を支払うことを目指します。
当初モデルポートフォリオ
時価総額 1,000 億円程度以上の銘柄の中から、流動性や収益性、ROE(株主資本利益率)等を考慮して絞り込むようです。
モデルポートフォリオが公式サイトに公開されていました。
| 番号 | 銘柄名 | 証券コード | 予想配当利回り | 年間配当金(円) | 時価総額(億円) | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 三つ星ベルト | 5192 | 5.71% | 250 | 1,426 | 
| 2 | 安藤・間 | 1719 | 5.54% | 60 | 1,962 | 
| 3 | 日東工業 | 6651 | 5.53% | 188 | 1,376 | 
| 4 | 日本たばこ産業 | 2914 | 5.00% | 188 | 75,160 | 
| 5 | ソフトバンク | 9434 | 4.91% | 86 | 83,929 | 
| 6 | 商船三井 | 9104 | 4.89% | 190 | 14,061 | 
| 7 | サンゲツ | 8130 | 4.88% | 135 | 1,637 | 
| 8 | H.U.グループホールディングス | 4544 | 4.87% | 125 | 1,477 | 
| 9 | 神戸製鋼所 | 5406 | 4.80% | 90 | 6,898 | 
| 10 | 日本特殊陶業 | 5334 | 4.77% | 160 | 6,854 | 
| 11 | SBIホールディングス | 8473 | 4.72% | 150 | 8,741 | 
| 12 | 西松建設 | 1820 | 4.69% | 173 | 2,049 | 
| 13 | AREホールディングス | 5857 | 4.67% | 90 | 1,538 | 
| 14 | ピジョン | 7956 | 4.64% | 76 | 1,991 | 
| 15 | シチズン時計 | 7762 | 4.63% | 40 | 2,125 | 
| 16 | いすゞ自動車 | 7202 | 4.54% | 86 | 14,713 | 
| 17 | 丸井グループ | 8252 | 4.52% | 101 | 4,667 | 
| 18 | JFEホールディングス | 5411 | 4.49% | 100 | 14,247 | 
| 19 | 武田薬品工業 | 4502 | 4.49% | 188 | 66,302 | 
| 20 | カヤバ | 7242 | 4.48% | 200 | 1,148 | 
| 21 | 兼松 | 8020 | 4.48% | 90 | 1,696 | 
| 22 | 石油資源開発 | 1662 | 4.47% | 250 | 3,035 | 
| 23 | MS&ADインシュアランスグループホールディング | 8725 | 4.46% | 240 | 28,857 | 
| 24 | 長谷エコーポレーション | 1808 | 4.42% | 80 | 5,449 | 
| 25 | 日本製鉄 | 5401 | 4.41% | 150 | 32,320 | 
| 26 | イオンフィナンシャルサービス | 8570 | 4.19% | 53 | 2,734 | 
| 27 | 東ソー | 4042 | 4.18% | 80 | 6,219 | 
| 28 | 大和工業 | 5444 | 4.10% | 300 | 4,754 | 
| 29 | フジクラ | 5803 | 4.00% | 45 | 3,331 | 
| 30 | 小松製作所 | 6301 | 3.76% | 144 | 37,287 | 
このポートフォリオであれば、予想配当利回りが4.57%と、TOPIX平均を大幅に上回ります。
また、過去 10 年の運用パフォーマンスは年率 14.4%の上昇で、TOPIX(配当込み)を年率 5.4%上回る試算結果となっています。
管理人の考え
本ファンドのメリットとデメリットは以下のように捉えています
メリット
- 運用コストが低い
 - 配当利回りの高い銘柄に投資する
 - 年4回決算で分配金を支払う
 
デメリット
- 値動きが大きい銘柄に投資する可能性がある
 - 構成銘柄を見る限りややリスクが高く感じる(その分配当も高い構成)
 - 直近の決算成績が良くない銘柄が多い
 - 分配金支払いによって、基準価額が下落する可能性がある
 
本ファンドは、配当収入を重視する投資家や、運用コストを抑えたい投資家に適したファンドと言えるでしょう。
しかも、年4回の配当というのは、老後を見据えると重要だと考えています。
そのため、少額で購入し、暫く運用して良さそうであれば新NISAの成長投資枠で買い付けようかと思っています。
(最初は特定口座で購入し、期待が持てないのであれば売却します)
なお、本ファンドはアクティブファンドになるため、新NISAの積立投資枠では購入できませんが、成長投資枠では購入できます。
2023年12月の募集時点では、SBI証券のみで購入可能です
  
  
  
  


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