PayPay証券は3月16日「PayPay投信インデックスファンドシリーズ」4本目となる「PayPay投信 米国株式インデックス」ファンドを設立しました。
PayPay投信 米国株式インデックスとは?
・当ファンド1本への投資で米国主要産業を代表する約600社への投資が可能
・米国株式 Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャー指数との連動を目指すインデックスファンド
・実際の運用は、主に「JPモルガン・ベータビルダーズ・米国株式ETF」(JPMorgan BetaBuilders U.S. Equity ETF【BBUS】)に投資するファンド・オブ・ファンズ
・信託報酬は年 0.0915%(0.0715%+ETFの経費率0.02%)
・組み入れ銘柄の上位は以下の通り
Name | Morningstar US [BBUS] |
|
1 | APPLE INC | 6.34% |
2 | MICROSOFT CORP | 5.64% |
3 | AMAZON COM INC | 3.41% |
4 | ALPHABET INC CLASS A |
2.04% |
5 | ALPHABET INC CLASS C |
1.91% |
6 | TESLA INC | 1.74% |
7 | NVIDIA CORP | 1.57% |
8 | BERKSHIRE HATHAWAY INC CLASS B |
1.56% |
9 | META PLATFORMS INC CLASS A |
1.23% |
10 | UNITEDHEALTH GROUP INC |
1.2% |
組み入れ銘柄、組み入れ比率ともS&P500に近いですね。
全体としては、S&P500よりやや分散が効いている指数でしょうか?
(PayPayアセットマネジメント株式会社より抜粋)
懸念
業界最低水準の信託報酬という話題性がありますが、米国株式に投資するファンドは既に複数存在し、多くが信託報酬0.1%程度です。
また、Morningstar 米国ターゲット・マーケット・エクスポージャーという指数は、今まであまり聞いたことがなく、経費率の低さの理由になっている可能性があります。(組み入れ銘柄・比率を見ても分かる通り、1年間のリターンはS&P500と大きな違いはありません)
正直、このファンドに人気がどれだけ集まるのか?という点が懸念されます。
管理人の新ファンドの扱い
管理人は上記理由により、現時点ではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)等他の米国株式を投資対象とするファンドの購入を進めます。
1年程度運用成績を見てからの判断でも遅くないと思います。
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