ここでは同ファンドの特徴や運用状況から、投資対象にしても良いか管理人個人の目線で触れていきたいと思います。
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- SOMPO123 先進国株式が気になる
- 他の投資信託との違いは?
- これって投資しても問題ないか?
確かに信託報酬が人気のインデックスファンドより低いですが、運用1年目ということで実質コストが見えていません。
また、アクティブファンドのため、つみたてNISA対象外となっている影響もあり、純資産は約半年で15億です。
SOMPO123先進国株式 運用成績
まず、5月のポートから運用成績をチェックします。
SOMPO123 先進国株式 月次運用レポート(SOMPOアセットマネジメント)
単独では運用成績が分かりにくいため、人気インデックスファンド「eMAXIS Slim 先進国株式」と比較しました。
SOMPO123 先進国株式 | eMAXIS Slim 先進国株式 | |||
日付 | 基準価格 | 年初からの比較 | 基準価格 | 年初からの比較 |
1月4日 | 10,408 | 20,185 | ||
7月8日 | 10,165 | -2.33 | 19,310 | -4.33 |
どちらも下落していますが、SOMPO123先進国株式のほうが下落率が低くなっています。
1)国別投資先
SOMPO123先進国株式の比率は以下の通りです。
eMAXIS Slim 先進国株式の比率は以下の通りです。
2)投資先上位銘柄
SOMPO123先進国株式の構成銘柄は以下の通りです。
・米国以外では、オランダの半導体メーカーASML、カナダのエネルギー企業ENBRIDGE INC等が上位10銘柄です。
eMAXIS Slim 先進国株式の構成銘柄は以下の通りです。
3)純資産総額
NISA対象外のファンドとしては上々といえるでしょう。
4)乖離率
5)その他
以下の証券会社で取り扱っています
SBI証券、マネックス証券、auカブコム、松井証券、新生銀行、PayPay銀行
6)なぜ信託報酬を低く設定できるのか
インデックスファンドを運用する運用会社は、
TOPIXやS&P500指数など、『指数を算出している会社』に対して、
指数の使用料を継続的に支払う必要があります。
これをライセンスフィーといいます。
ところが、SOMPO123はアクティブファンドで指数に連動するファンドではないため、ライセンスフィーを支払う必要がありません。
まとめ
といった観点から調べてみました。
・現時点での運用成績は、「eMAXIS Slim 先進国株式」より上回っている
・123銘柄のため分散がやや弱い
・投資不適格企業には投資しない
・アクティブファンドのため、ライセンスフィーを支払う必要がない
といった特徴があります。
しかし、アクティブファンドに投資するなら、信託報酬でなく運用戦略やパフォーマンスをみてファンドをしたいと管理人は考えます。
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