【初回分配金140円】SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)

配当金アイキャッチ 資産形成

『SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)』の初回分配金が確定しました。
*本ページはプロモーションが含まれています。

SBI日本高配当ファンド配当金

【SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)】の基本概要

本ファンドの基本情報は、以下のとおりです。

 基本情報
 ファンド名  SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
 購入時手数料  なし(ノーロード)
 信託報酬  0.099%(税込)
 信託財産留保額  なし
 ベンチマーク  なし
 為替ヘッジ  なし
 設定日  2023年12月12日
 決算  年4回(1月、4月、7月、10月)
 運用会社  SBIアセットマネジメント
 販売会社  SBI証券

特に目を引くのは信託報酬。年率0.099%とアクティブ運用ながらインデックスファンド並みです。100万円投資した場合の年間コストは僅か990円です。

分配金も年4回、投信信託のためETFと異なり100円単位で購入できます。

分配金は140円

そんなファンドの初回分配金が10,000口当たり140円で確定しました。
以下プレスリリースより引用です。

この度、4 月 10 日の決算日におきまして、本ファンドは、10,000 口当たり分配金(税引前)として 140 円をお支払いすることになりました。これは 4 月 10 日現在の分配金落ち前の基準価額 11,985 円に対 して 4.67%に相当(年 4 回換算)し、ファンドの設定来の運用実績が+19.85%と、同期間の配当込み TOIPIX(東証株価指数)の+17.58%を 2.27%上回る成績となっている本ファンドの収益の一部を受益者 の皆様に還元するものです。なお、今回の分配金は本ファンドの受取配当金等の収入の範囲内で支払わ れるもので、ファンドの元本および値上がり益(有価証券売買等損益)から支払われるものではありま せんが、各受益者様のご購入時の基準価額の状況(個別元本が概ね 11,845 円※1以上の受益者様)によっては一部または全部が特別分配金※1となる場合があることにはご留意ください。

4月10日決算日時点の基準価格に対して利回りは4.67%(年率換算)です。最終的には1年間(4回分)の配当金合計が確定するまでは利回りは確定しませんが高い利回りです。

信託報酬も低コスト(0.099%)なので、配当が欲しいけど個別株やETF投資は手間がかかり面倒だという人には向いていますね。

手間がかからず分配金が得られる点が人気なのか、純資産総額は12月12日のファンド設定開始時には61.5憶円だったのが、4月30日時点で709億円まで増加しており、人気が伺えます。

純資産総額2024年4月30日時点月次レポート(公式サイトより)

ただ、後述する特別分配金(タコ足)の可能性は残るため注視は必要です。

主な組入銘柄

4月末時点の主な組入銘柄は以下の通りです。

番号 銘柄名 証券コード 比率 配当利回り
1 日本たばこ産業 2914 3.91% 4.57%
2 ソフトバンク 9434 3.81% 4.50%
3 日本製鉄 5401 3.54% 4.52%
4 石油資源開発 1662 3.17% 3.74%
5 東ソー 4042 3.13% 3.67%
6 三つ星ベルト 5192 3.08% 5.16%
7 武田薬品工業 4502 3.06% 4.53%
8 いすゞ自動車 7202 3.04% 4.30%
9 長谷エコーポレーション 1808 2.97% 4.20%
10 SBIホールディングス 8473 2.95% 4.15%
11 丸井グループ 8252 2.89% 4.18%
12 西松建設 1820 2.80% 4.82%
13 シチズン時計 7762 2.79% 3.82%
14 大和工業 5444 2.74% 4.72%
15 安藤・間 1719 2.64% 5.09%
16 みずほフィナンシャルグループ 8411 2.60% 3.28%
17 JFEホールディングス 5411 2.59% 4.24%
18 コスモエネルギーホールディングス 5021 2.57% 3.96%
19 商船三井 9104 2.56% 4.41%
20 三井住友トラスト・ホールディング 8309 2.52% 3.32%
21 イオンフィナンシャルサービス 8570 2.51% 4.04%
22 神戸製鋼所 5406 2.51% 4.65%
23 MS&ADインシュアランスグループホールディング 8725 2.25% 2.81%
24 日本特殊陶業 5334 2.09% 3.17%
25 日東工業 6651 1.97% 4.86%
26 インヴィンシブル投資法人 8963 1.77% 4.38%
27 サンゲツ 8130 1.77% 4.17%
28 小松製作所 6301 1.67% 3.51%
29 パーソルホールディングス 2181 1.66% 3.92%
30 兼松 8020 1.35% 3.50%

2024年4月30日時点月次レポート(公式サイトより)

当初30だった組入銘柄数が50に増え、比率もほぼ均一から変わりました。
月次レポートに「3月から機動的に買付を実施する」とある通り、積極的な入れ替えが行われています。
特にアステラス製薬は、3月に組入銘柄に追加されたものの、4月には売却されました。
また、高配当銘柄だけではなく、増配銘柄を組み入れた点も特徴です。
こういった個人投資家では難しい入れ替えを実施できるのは強みですね。

しかし、景気敏感株が大半を占めるため、景気が悪くなると配当が下がる可能性があります。
入れ替え銘柄には注視したほうが良さそうです。

また、目論見書を見る限り、「分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合がある
との記載があり、特別分配金(いわゆるタコ足配当)となる可能性があります。

特別分配金

景気が悪い時は分配金を出さない選択肢もあると思いますが・・・

なお、本ファンドはアクティブファンドになるため、新NISAの積立投資枠では購入できませんが、成長投資枠では購入できます。

2024年5月時点では、SBI証券のみで購入可能です

ここ2,3年のSBIアセットマネジメントからのファンドは、SBI証券のみ取り扱うものが多いので、気になる方はSBI証券を開設することをお勧めします。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

コメント