新入社員のみなさまへ。社会生活を良くするため5つのことを意識しましょう

若葉 世の中の動向

今日は4月1日、多くの会社で新年度が始まり新入社員が仲間に加わります。

出勤時の電車内も慣れないスーツを着た若者が多く、今年もこの時期が来たなと思いましたが、新人一括採用も少しずつ減っていくと思います。

そんな新入社員のみなさまに、管理人の経験則からお伝えしたいことがあります。

1)貯蓄癖をつける

2)自分に投資する

3)給与明細の項目を理解する

4)保険には気を付ける

5)ネットバンク口座を作る

順にみていきましょう

 

1)貯蓄癖をつける

金融庁が作成した「高校生のための金融リテラシー講座」でも述べられていますが、

収入ー支出=貯蓄 ではなく、収入ー貯蓄=支出 つまり天引き貯蓄をお勧めします。

入ってくるお金をすべて使ってしまうのではなく、家計の収入と支出を管理します(家計管理)。家計管理の基本は、「入ってくるお金(収入)>出ていくお金(支出)」を維持することです。つまり、収入から支出を差し引いた収支が黒字であること。そして、「その黒字額を貯蓄する」ことなのです。このような貯蓄の習慣を身につけることで、お金を貯められるようになります。併せて、企業型確定拠出年金やiDeCoを活用して将来に備えてほしいです。

ただ、最初の3年は少額(収入の10%程度)で良いと思います。理由は次の「自分への投資」をしてほしいからです。

※投資される場合は、ご自身の責任となります

2)自分に投資する

管理人が新人の頃から実施しておけば良かったと思うのが、「自分への投資」です。

金融投資とは別に、ビジネスパーソンとしての価値を高め経済的に稼げるようになるため、セミナーに行ったり、資格を取ったり、本を購入したり、見栄えの良いスーツや靴を購入するようにしましょう。

3)給与明細の項目を理解する

給与明細の項目を知ることは家計管理やライフプランニングを考えるうえで必要となります。例えば、通勤手当は月額15万までに支給は非課税になります。控除は所得税、住民税(2年目以降)健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料が差し引かれています。他にも財形貯蓄等を実施されている方は控除額が増えます。

手取り額だけでなく、支給額から何が控除されているのか理解しておくことで、節税が出来るかもしれません。

4)保険には気を付ける

昼休憩中に保険のお姉さんが何処からか社内に入ってきて声を掛けられることがあります。特に新人さんはターゲットにされ易いです。

でも、考えてみてください。新入社員であれば、学生結婚で子供が居る等の理由がない限り、独身だと思います。もし自分が居なくなった時に、誰が金銭的に困るのか・・・生命保険を検討するときは、この点考えたうえで納得してから加入しましょう。間違っても保険のお姉さんに勧められて加入、ということがないように。

5)ネットバンク口座を作る

管理人の勤務する会社は、メガバンク以外の口座を給与振込先に指定することが認められていません。

ですが、可能であればネットバンクを給与振込先に指定することをお勧めします。理由は、一定回数分の振込手数料やATM利用料の無料優遇が受けられるからです。加えて、メガバンクより金利が高い場合が多いです。

また、メガバンクを給与振込先に指定すると、残高が多いときに投資信託の勧誘を受けることがあります。退職時に銀行から資産運用を勧められるのは、残高が筒抜けだからです。ネットバンクに出来れば心配の種が減ります。

ただし、メガバンクがないと不便なこともあります。例えば、2011年の東日本大震災の際に、通帳を紛失した場合でも身分証明書等で一時引き出しが可能でしたが、通帳がないネットバンクは対象外でした。そう考えると、一定金額はメガバンクに預金して、残りをネットバンクで預金のように併用できるのが良いですね

 

以上が新入社員のみなさまへお伝えしたいことです。

最後に

管理人が新入社員のときは、業務終了後に花見に連れていかれましたが、今時はそのようなことはないのでしょうね。

世は大変な状況ですが、みなさんには、無限大の可能性があります。自らの意思で必死にやったことや積み上げたことは必ずや報われます。新社会人のみなさまのこれからの人生がすばらしいものになりますように願っております。

社会人の仲間入りおめでとうございます

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